営業職に就くと、一日の大半を外で過ごすことになる機会も多くなります。
その際に持ち歩くビジネスバッグの中には、営業に必要な道具はすべて入れておかなくてはなりません。
トップ営業として活躍する営業パーソンは、営業時にどんな持ち物をビジネスバッグに入れているのでしょう。
このコラムでは、生産性の高いトップ営業に必須の持ち物ベスト10選をご紹介いたします。
目次
メモ帳&筆記用具
メモ帳とボールペンは営業に限らず、社会人なら必ず常時持ち歩くべきアイテムです。
最近はスマートフォンやタブレットで代用する人も増えてきていますが、良い印象を持たない顧客もいるので避けた方が良いでしょう。
顧客の前で使用するものなので、ボールペンも安物は避けたほうが無難です。
また、メモ帳のサイズはメモを取るときに使いやすければ、基本好きなサイズで構いませんが、B5以上の大きさがあると、商談の際に1ページに多くの情報が書き込めるので使い勝手が良いでしょう。
スマートフォン
現代において携帯電話(ガラケー)とスマートフォンは、生活必需品です。
電話としてはもちろん、録音や資料管理・レコーダーなどさまざまな場面で役に立ちます。もちろん、営業の持ち物としても必須のアイテムです。
会社から支給されるケースも多いので一概には言えませんが、 フィーチャーフォン(ガラケー)しか持っていないという方は、プライベートでもビジネスでも使えるようにスマホの購入を検討してみるのも良いのではないでしょうか。
タブレットまたはモバイルパソコン
外回りが多い営業パーソンは、タブレットかモバイルパソコンも必須の持ち物になります。
基本的な電話や調べ事はスマートフォンで十分ですが、資料の作成や顧客にプレゼンをするときのサンプル提示などには、タブレットかノートパソコンが必要です。
スマートフォン同様、基本的に会社から支給されるので、わざわざ買う必要は無いですが、それとは別に軽量でバッテリー持ちがいい小さめのタブレットを携帯しておくといざというときに役立ちます。
モバイルバッテリー
営業の持ち物になるスマートフォン・タブレットなどは、いずれも充電して利用するものです。外での作業や利用が多くなると、その分バッテリーの消費が激しくなり、いざというときバッテリー切れになる可能性があります。とくにスマートフォンは調べごとやマップアプリなどの利用で、一気に充電がなくなるケースも少なくありません。
そのような事態に備えて、大容量のモバイルバッテリーを持ち歩くようにしましょう。またモバイルバッテリー自体の充電も、毎日帰宅後に忘れず行ってくださいね。
朱肉
意外と忘れがちなのが朱肉です。契約書に印鑑をいただくとき、顧客の手元に朱肉がないというケースも多々あります。
そんなときでもすぐに印鑑を押してもらえるに、小型の朱肉とスタンプマットをビジネスバッグに忍ばせておくようにしましょう。
スペースを取る持ち物ではないので、バッグの片隅にでも入れておけば問題ありません。
契約書
営業の持ち物の中で、バッグの中になければ話にならない書類です。
受注のお約束をいただけたのに、契約書が手元にないのでまた後日というのは、時間のロス以外の何物でもありません。
毎日営業に出る前に、一定枚数はファイルに入れて必ずバッグに入れておきましょう。
身嗜みセット
スーツの手入れ用ブラシ・爪切り・手鏡・ミニバサミ・小型の衣類用消臭剤など、基本的な身嗜みを整えるアイテムセットも営業の重要な持ち物です。
営業の成約率には第一印象も大きく関係してくるので、身嗜みを整えておくのはトップ営業として必須条件となります。
喫煙所にいたあとは、時間が経っていても意外とタバコの匂いが残っていることが珍しくありません。
自分では気付けない部分なので、午前と午後に1度ずつくらいは、訪問前に改めて身嗜みのチェックを行っておきましょう。
ブレスケアアイテム(オーラルケア)
身嗜みと同様の理由から、口臭にも気を使わなければいけません。
最低限ミニ歯ブラシと糸ようじは、持ち物に含んでおいてください。
昼休みの昼食後にはしっかりと歯磨きを行い、コンビニなどで購入できるオーラルケア用品も活用するようにしましょう。
腕時計
スマホなどの電子機器が普及したことで、腕時計を付けていない営業も多くなりました。
腕時計はなくとも大きな問題はないのですが、身嗜みの1つとして付けておくことをオススメします。
顧客の中にはこれらの身嗜みから営業のレベルを判断している人もいるので、なるべく隙を作らないに越したことはありません。
提案用資料
提案用の資料は、企業によって紙であるところと電子資料のところがあります。
紙の場合はファイルなどで閉じて、持ち物としてバッグに入れておくのが一般的です。
電子資料の場合は、ほとんどがタブレットなどで照会するようになっているので、商談や訪問の際にはタブレットなど電子端末を忘れないようにしましょう。
また訪問した際にタブレットの充電が切れていると、資料の提示ができません。
「紙媒体」で何部か持ち歩いておくと、そのような場合でも冷静に対処できるのです。
まとめ
いかがでしたでか?
営業の持ち物には意外と多くの種類があり、トップ営業として活躍するのならどれも常時持ち歩いてほしい物ばかりです。
重さやバッグの関係上、すべてを入れるのが難しい場合もあると思いますが、営業の持ち物としては今回ご紹介したアイテムが基本となります。
必要に応じてビジネスバッグの中身を組み替えて、その都度最適な持ち物を入れておくようにしましょう。