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副業/フリーランス必見!在宅ワークを成功させるための営業術

現在、日本で注目されているのが、副業やフリーランス、在宅ワーカーとして働くという道です。
今回は副業/フリーランスを始める前に読んでいただきたい在宅ワークを成功させるための営業術についてご紹介します。

増加するフリーランスという働き方

政府が働き方改革と銘打ち、勤務時間や雇用形態など働く環境を見直そうとする動きが出ている中で、注目されているのが、フリーランスとして働くという道です。フリーランスといっても、その方法はさまざま。完全に勤め人を辞め、自営1本でフリーランスデビューする人がいる一方で、会社勤めを続けながら副業として、在宅ワークを始める人もいます。

国土交通省では2012年から、テレワーカーの人口などの実態を調査しています。テレワーカーとは在宅ワーカーのことで、一般的に、雇用型と自営型に分けることができます。雇用型とは会社や官公庁など、団体に正社員や契約社員、アルバイトとして雇用されているものの、職場を自宅にしている場合のことを言います。自営型は個人事業主や内職をしている場合のことを言います。

2017年度に実施・発表した「テレワーク人口実態調査」では、調査登録者約29万人のうち、テレワーカー数は雇用型が3万6,450人で全体の14.8%にのぼり、自営型が3,550人で全体の22.2%という結果が出ました。このことからも、フリーランスという働き方が身近になってきていることが分かります。

 

在宅ワーカーの仕事の探し方とは?

誰でもフリーランスデビューできるとはいえ、フリーランスになると、仕事ができる環境を整えなければならないことはもちろん、お客様を連れてくることもあなたの大事な仕事になります。

いくら高い技術力や有能な力があったとしても、それを売り出し、仕事を獲得できなければ売り上げにつなげることはできないでしょう。在宅ワーカーはどのように仕事を探しているのでしょうか。在宅ワーカーが実践している主な仕事の探し方は以下の通りです。

1.在宅ワーカーを募集している企業の求人情報を探す
2.企業にポートフォリオを持参する
3.セミナーに参加し、受講後に仕事を紹介してもらう
4.ブログやSNS、WEBページなどで宣伝する
5.クワウドソーシングのサイトで登録する

在宅ワークが普及した大きな要因の一つにインターネットの普及があります。ネットワークの構築さえできていれば、オンライン上でファイルをはじめとしたデータのやり取りができるため、同じオフィス内にいなくても自由な場所で仕事を進めることができます。そのため、必然的に在宅ワークのビジネスチャンスも広がっています。

「在宅ワーカー 求人」、「在宅 ライター」などで検索すると、求人情報を見つけ出すことができます。ただし、高額な通信教育を受講しなければならなかったり、登録料が必要になったりする斡旋業者には注意が必要です。

また、求人情報が出ていなくても、ポートフォリオや履歴書、職務経歴書などを持ち込んで、仕事依頼を受けるという方法もあります。フリーランス向けのセミナーに参加してみるのも良い方法です。

在宅ワークの場合は、仕事の受注を受けてから納品を終えるまで、クライアントと対面することなく、インターネット上だけで完結する場合も多いです。仕事に着手する前に報酬額や振り込み期日、支払い条件などを細かく決めておく必要があるでしょう。

自分だけで受注書や納品書、請求書などの書類周りの対応を行なうことに不安があるならクラウドソーシングサービスを活用するのもおすすめです。クラウドソーシングサービスは仕事の紹介料が発生するものの、支払い管理等トラブルになりやすい項目の多くを任せることができます。

このように、在宅ワーカーが仕事を探す方法は複数あります。ただし、いずれの方法を選択したとしても、自分のスキルを売り込むことができなければ、仕事を獲得することはできません。そのため、自分のことを見つめ直して、何が強みで、何を売り出せば良いのか、しっかり把握することが大切です。

 

営業成功のコツは「SWOT」

どの仕事にも共通して言えることですが、営業を掛けるうえで、自分自身のことやその能力について詳しく知っておくことは非常に重要です。在宅ワーカーの営業手法として、活用したい分析手法のひとつにSWOT分析があります。

これは、経営戦略を分析するための手法で、自分の強みと弱み、機会、脅威を考え、分析するというものです。これをフリーランスの仕事を獲得する際に活用することで、自分を客観的に見つめ直すことができます。具体的には以下の通りです。

1.強み…他の人ができないこと

自分が最も売り出せるスキルについて考えます。プログラマーならどの言語に長けているのか、これまでどのような経験があり、どのような点に活かせるのかというように、「他の人ができなくて、自分だけにできる強み」について洗い出しましょう。

2.弱み…自分が劣っていること

そのような商品にも欠点はつきものです。それはフリーランスのスキルについてもいえること。例えばこんな仕事をやってみたいけれど、こんな分野ではまだ実績を残せていないなど、自分が劣っていることについてもしっかり見つめることが大切です。

ウィークポイントを事前に把握しておくことで、その分野を避けたビジネスを考えたり、その欠点を埋める対策を考えたりすることができます。

3.機会…ビジネスの流行と自分のスキルがマッチしているかどうか

どんなにやりたいことや自分の強みをアピールできたとしても、その内容がニーズとマッチしていなければ、ビジネスとして成立させることは難しいでしょう。常に流行やニュースをチェックして、時代の流れを把握しておくことが大切です。

4.脅威…ライバルの明確化

自分が敵わない相手を明確にしておくことも大切です。自分より強いライバルは誰なのか、競合に対し、どのような点を磨けば優位に立てるのかについてしっかり考えておくことが大切です。

上記4点は定期的に何度もチェックする必要があります。繰り返し、チェックをしていく中で、何か問題が発生した場合はブラッシュアップを繰り返し、より良い戦略を立てて営業活動にあたることが大切です。

 

基本の「き」実は外観を整えることが重要

フリーランスは会社という名前がない分、自分の体一つで売り込んでいかなければなりません。ただでさえ、直接会い、対面で営業活動ができる機会が少ないため、しっかり外観を整えておくことが重要になります。

外観とは、見た目だけではなく自分を説明できる情報も含まれます。つまり、履歴書や職務経歴書、ポートフォリオなど、スキルや経歴を示すことができる情報のことです。ここでも、SWOTを意識し、他と差別化できる情報を集めましょう。

また、見た目の清潔感も重要です。同じ場所、同じ空間で会えることは難しくても、テレビ会議など、クライアントと顔を合わせる機会がある場合は、よれよれのTシャツなどではなく、襟付きの服など、清潔感のある服装を心がけましょう。

 

まとめ

現代において、フリーランスの人口は年々増え続けています。誰にでもフリーランスとして活躍できるチャンスがある一方で、自分を売り込んでいくためには、戦略を練って営業活動を行なうことが大切です。SWOTなどを意識してまずは自分自身を見つめ直し、職務経歴書を書くことから始めると良いでしょう。

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