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あなたは飛び込み派?嫌いな営業マンも多い飛び込み営業の心得!

いつの時代も飛び込みが得意な営業マン、飛び込みが大好きだという営業マンはなかなかいないのではないでしょうか?知らない場所に突然訪問するわけですから、拒絶される可能性も高く、少なからず勇気と思い切りが必要になってきます。

飛び込み営業を行っている営業マンの中には、なかなか結果が出ずに心が折れそうになっている人もいるのではないかと思います。
しかし、嫌な部分だけが語られがちな飛び込み営業にも、実はメリットがたくさんあります。もちろん、飛び込み営業を経験することで得られるものも少なくはありません。
飛び込み営業が嫌いだ、という営業職の方にも、ぜひ読んでいただきたい飛び込み営業の心得をご紹介します。

飛び込み営業のメリット

目標達成のために

商材によるので一概には言えませんが、飛び込み営業は決して一番効率の良い営業手法とは言えません。
しかしながら、飛び込みを繰り返す中で、ニーズのある顧客に出会う可能性はゼロではありません。
そう考えたときに、例えば「今日中にあと1件受注を取れば目標が達成できる」という状況下で、飛び込み営業は目標達成の重要な手段となるのです。

飛び込み先が将来の見込み客に

電話ではなかなかアポが取れない場合、直接訪問することで担当者や家主に会える可能性もあります。
会えない場合でも、窓口の人に名刺を渡し、資料を置いていくことはできます。個人営業の場合でも、ポストに名刺と資料を入れることができます。
電話では、話しができなければそこで終わりとなってしまいます。しかし、飛び込み営業では、会社のパンフレットや商品カタログを渡すことで、興味を持った際に問合せが来るかもしれません。
飛び込み営業は、種まき作業ともいえます。すぐに結果に表れなくても、将来の見込み客を増やす可能性があるのです。種をまかないところに芽は出てきません。地道な営業活動が、未来の自分を支える畑になり得るのです。

飛び込み営業の心得

断られることを怖がらない

飛び込み営業をする営業マンの心得で最も大事なことは、「断られることを怖がらない」ということです。
招いてもいない訪問者に対し、心から歓迎してくれる人はそう多くありません。断られて当たり前だということを認識しておけば、拒絶されることに対してもそれほどショックを感じることはないはずです。
話しを聞いてもらえればラッキーだと考えるくらいが、気持ちが楽になります。

数をこなす

繰り返しになりますが、飛び込み営業は確度の高い営業方法ではありません。そのため、飛び込み営業で成果を上げるには、数をこなすことが重要です。
1時間、1日、そして1ケ月に何件と目標数値を設定し、自分のエリアを隅々まで訪問するようにしましょう。

ガツガツしすぎない

飛び込みで訪問した際、断られてばかりの中で話しを聞いてくれる人に会うと、喜びのあまり初めから詳しく商品やサービスの説明をしてしまうことがあります。
しかし営業色を出しすぎると、しつこく営業をされているのでは…と相手は警戒をしてしまいます。
飛び込みの際には、あまり最初から売り込みをしようとせずに、相手の要望を聞きだし、次の訪問につなげられるようなトークにとどめておく方が賢明です。

飛び込み営業で成長できること

度胸がつく

知らない場所に訪問することは、非常に勇気のいることです。繰り返し飛び込みを行うことで、度胸がついてきます。また、断られることが多いため、人に拒絶されることに対しての免疫が付き、精神的にタフになります。

トークの引き出しが多くなる

事前にアポを取得して訪問する場合は、企業情報などをきちんと調べ、相手がどのような業務を行う会社で、どのような問題を抱えているのか、自社製品のどこに関心があるのか、など、をある程度想定して訪問することができます。
しかし、飛び込み営業の場合は、事前の準備は全くない状態での訪問です。
したがって、話しを聞いてくれる場合でも、相手の状況について全く知識のない中で、想定外の質問が出てくることもあります。飛び込み営業では、相手に合わせた臨機応変な対応力が鍛えられることになります。

それでも飛び込み営業が嫌な場合は転職を視野に入れる


飛び込み営業のメリットや、飛び込み営業で成長できることを頭で理解していても、どうしても飛び込み営業が嫌な場合は、転職も選択肢の一つです。

飛び込み営業を推奨している企業で、飛び込みを回避することはなかなか困難です。
個人の力で企業文化を変えるのは、不可能に近いものだと考えて間違いないでしょう。
しかしながら、自分の居場所を変え、自分の適性に合った会社を選ぶことはできます。営業職であっても飛び込み営業のない会社はたくさんあるので、能力を最大限に発揮できる職場を探すのも良いかもしれません。

まとめ


飛び込み営業は、つらいイメージがつきまとうものですが、決して嫌なことばかりではありません。
足を使って回ることで、エリアの特徴や雰囲気を肌で感じ取ることができます。話を聞いてもらえることがあればラッキーだと思うくらいの心意気で、どんどん訪問していくことが飛び込み営業に必要な心得です。
飛び込み営業で培われる度胸や対応力は、今後も営業を続けていくうえで大きな武器となります。
飛び込みでまいた種は、いつかきっと花開き、契約という実を結ぶこととなるでしょう。

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